原材料の選択開発から行う「既存にはない、他社が模倣できない技術、商品」を開発しています。 これにより既存商品の飛躍的な性能アップが可能となります。 またその性能アップにより、これまでテイボー商品が使われていない分野に商権を拡大することが可能となります。
将来に向けては、テイボー商品も環境に配慮することが求められています。 必要な品質と環境への配慮を両立した技術、商品の開発を行っています。 これらを計画から評価まで幅広い知識と行動力を持って、すべてを手掛けるのが研究開発部です。
毎日、世界中のお客様から多孔質体の専門である当社へ見本試作の依頼があります。 お客様の多種多様な技術的要求に100%応えるのが、我々、素材開発課の仕事です。 技術者であっても何度もお客様のところに足を運び、打合せと試作を繰り返しながら、開発を進めて いきます。 要求通りの商品が完成し、お客様に採用していただくと製品化されます。 店頭に開発した商品が並んでいるところを見たとき、大きな達成感を感じます。
新製品を企画して作り上げ、お客様にプレゼンテーションしていきます。 既存にないものを作り上げますので、原材料から模索して開発を進めます。 企画からプレゼンテーションまでのすべてに携わりますので、まさに⾃分が作り上げた新製品です。 世界中の人々に開発した新製品を使用していただけます。 また、自ら世界のトレンドを作ることができるところが一番の仕事の醍醐味です。
難易度が高いコストダウン案件については、素材開発課が対応します。 設備を大きく改良したり、原材料を調整したりします。 実際に生産する製造部と協議しながら、生産しやすく且つ、コストダウンできる手段を 考える事が重要です。 部門を超えたコストダウンの継続的な取り組みは、社内の信頼関係の強化に繋がっています。
毎年50億本のペン先を世界中に供給しています。 ペン先を⽣産できる設備は、世の中に汎用設備として販売されていません。 効率よく生産できる設備を開発するために、自分たちで常に新しい方法を模索し、新加⼯⽅法を作り上げていきます。
仕様検討→機械設計(CAD)→部品製作・購入→プログラム設計→電装回路設計製作→機械組立→試運転調整 仕様検討から試運転調整まで、機械を完成させる全ての⼯程を担当できます。 自分で考えた構想が目の前で実現していく過程を楽しめるのも生産技術という仕事の面白さです。
既存生産設備の改良改善も重要な仕事です。 よりスピーディにより多くの、そして安定した高品質の製品を加工できる生産設備の改良は、日々の生産効率をあげるうえで最も欠かせない仕事の一つと言えます。
当社では、新しいペン先を開発する過程でMIM(金属射出成形)という技術に辿り着きました。 金属加工というと、切削、鍛造、精密鋳造、ダイキャスト、プレス焼結等が一般的ですが、米国NASAで開発されたこのMIMという加工方法は、これらに次ぎまったく新しい技術です。 私たちは、このMIM技術を用いて「高精度」と「強度」という両極を備えた複雑な形状の金属製品を試作し、お客様に提案しています。
MIM技術営業は、他部門と連携しながら「見積り作成」→「お客様との打合せ」→「製品設計」→ 「試作」→「量産移行」まで一貫して担当します。 事業部の中で製品設計から完成まで行いますので、事業部一体となってスピーディに対応しています。 世の中にない開発品から携わることができ、製品化されると非常にやりがいを感じられます。
MIM技術は、日本国内においても新しい加工法として注目され、エレクトロニクス、精密機械、医療、自動車など、幅広い産業で実写化されています。 他製法では対応できない形状、機能に基づいた製品設計の提案をしています。提案が採用された製品が商品化されたときが楽しさを感じる瞬間です。 私たちは、MIMの技術を磨き、より良い製品を作り出すことによって、お客様は勿論、社会に貢献していきたいと考えています。