Sustainability

サステナビリティ

サステナビリティ

テイボーのサステナビリティ

テイボーでは、ノーリツ鋼機グループのサステナビリティに対する考え方のもとに、グループ一体となって地球課題や社会課題に対応する取り組みを推進しています。
こうしたサステナビリティの取り組みを通じて、グループのミッションである「社会と人々に豊かさを」を実現し続けていくことを目指していきます。

サステナビリティ推進体制

テイボーは、ノーリツ鋼機グループの一員としてグループ方針に則りサステナビリティに関して組織的に推進して参ります。

各種方針

テイボーは、ノーリツ鋼機グループが策定する以下の方針のもとで、サステナビリティに関わる取り組みをはじめ、健全で責任ある事業活動を行っています。

環境に関わる取り組み

テイボーは、環境に関する取り組みを経営の最重要課題の一つと位置づけ、積極的に推進し、地球環境保全に対する責任を果たしていきます。

【行動指針】
  1. 私たちは、環境に関する法令を遵守します。
  2. 私たちは、省エネルギーに取り組みます。
  3. 私たちは、環境に負荷を与える化学物質の削減・代替を進めていきます。
  4. 私たちは、CO2削減目標達成に向け取組みます。
環境に関わる取り組み

環境に配慮した製品の供給

環境に配慮した製品に対する顧客ニーズの高まりを受け、リサイクルプラスチックを100%使用した繊維スティック芯(芳香剤スティック)の開発、環境にやさしいバイオマス素材を使用した繊維芯の開発を進めています。
また、環境負荷が懸念される有機溶剤を使用しない製法の開発にも取り組んでいます。

環境に配慮した製品の供給

気候変動への対応

ノーリツ鋼機グループの掲げるScope1,2の温室効果ガス排出量を2030年までに2019年度比で37%削減する目標達成に向け、各種削減に取り組んでいます。
2023年には、国内2拠点において太陽光発電設備を導入しました。
ほかにも、省エネ設備の導入、生産体制の効率化及び技術革新によるエネルギー利用の削減に注力しています。

気候変動への対応

化学物質の管理

化学物質に関連する各種法令を遵守することはもとより、定期的な環境測定による厳格な化学物質管理を行っています。
また、化学物質についてはできるだけ排出しないという方針のもと、使用量の約7割を再利用し、排出量の低減に努めています。
なお、自然災害や事故による漏洩が発生した際の対応として、マニュアルを作成し、定期的な教育及び訓練を実施しています。

化学物質の管理

品質に関わる取り組み

ノーリツ鋼機グループの品質管理方針に基づき、品質と安全性を確保し品質向上に取り組んで参ります。

品質管理体制

テイボーでは、品質保証体系図に基づき、継続的な品質管理活動を実施しています。

品質保証体系図

月一回の品質会議、年一回の製造部署ごとの品質実地監査を実施しています。
なお、MIM開発センターは国際規格ISO9001を取得しており、毎年継続監査を実施しています。
また、QCサークル活動による品質向上に向けた取り組みも行っています。

テイボー品質方針

テイボーは、顧客第一主義を基本として掲げ、次の品質方針を推進します。

【品質方針】
  1. 幅広い情報のもとに、常に品質の追求、維持向上に努め、お客様に御満足いただける品質を提案いたします。
  2. お客様のニーズを的確に把握し、迅速、且つ、的確な対応を図ります。
  3. 毎年、期初(1月)に『品質目標』を設定し、その達成に向けて施策を実行致します。

責任ある調達活動

テイボーでは、環境・社会に配慮したサプライチェーンを構築していくことを目指し、ノーリツ鋼機グループの「調達方針」及び「責任ある鉱物調達方針」に基づく調達活動を行っています。

サプライヤーの皆さまには、様々な形での対話を重ねながら調達方針の周知を進めています。
今後も、こうしたサプライヤーの皆さまとの対話を大切にしながら、より一層の関係強化を図っていきます。

人に関わる取り組み

テイボーの事業は、お客様のニーズに技術力と提案力で応えることで成長してきました。
この技術力と提案力を支えるのは、従業員一人ひとりであり、企業の成長は従業員の成長によるものと考えています。
テイボーでは、従業員の個の力を高めること、さらにそうした個の力を全社で結集させる仕組みと風土を築き、お客様をはじめ社会に役立つ技術を提供し続けることができる企業を目指しています。

人に関わる取り組み

人材育成

新入社員一人につき先輩従業員一人が指導、フォローを行う職場先輩制度や様々な視点から従業員の取り組みや成果を表彰する制度等を通じて、失敗を恐れずチャレンジを促す風土の構築に努めています。
また、個の力を結集させ、チーム力を高める取り組みとして部門を跨ぐワークショップ型の社内研修やQCサークル活動等を行っています。
また、開発部門専用施設「NEXT」を活用した生産現場技術者向け研修や外部講師を招いた研修等の実施により、技術力や知見の継承と部門を超えた知見の共有、関係性の強化につなげています。

人材育成

労働安全衛生

安全で健康な職場環境の整備・維持を目的として、安全衛生委員会のもとに安全部会及び衛生部会を組成しています。
各部署に配置する安全衛生推進者を中心に、労働災害ゼロを目標として、定期的な巡視活動や安全意識向上活動等に取り組んでいます。
また、健康経営の取り組みの一環として、健康宣言を発信し、健康経営に関連するモニタリング項目を設け、改善に取り組むとともに、産業医による定期的な面談により従業員の健康向上をサポートしています。

健康宣言事業所(静岡県西部)  P8掲載

ふじのくに健康づくり推進ゴールド事業所認定証

労働安全衛生

ダイバーシティ推進

テイボーはグローバルに事業を展開しており、企業としてのさらなる成長には、国籍、性別、障がいの有無などを含めてともに働く人材の多様な在り方を理解し、多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包摂性(Inclusion)を高めていくことが必須です。
この考えのもと、以下のような取り組みを推進しています。

  • 外国人材の雇用
    外国人材の日本語力向上や長期雇用に向けた各種サポート、外国人材を受け入れるチームメンバーを含めて、ともに働きやすい職場環境づくりのサポート等を積極的に行っています。
  • 障がい者雇用
    法定雇用率を上回る雇用を目指し、外部機関と連携した長期継続雇用による障がい者の自立サポート、障がい者が活躍できる職場づくりの構築に取り組んでいます。
ダイバーシティ推進

人権の尊重

テイボーでは、「ノーリツ鋼機グループ人権方針」のもと、事業活動に関係するすべての人に対して人権尊重の責任を果たすべく、取り組んでいます。
人権デュー・ディリジェンスの結果により人権リスクの特定と回避策及びリスク発現時の対策策定を推進しています。
全ての従業員に対して人権方針を周知徹底するため、人権研修を実施しています。
また、ハラスメントゼロに向けたコミュニケーション、研修も実施し、当社に関わるすべての従業員を対象としたホットラインを社内外に設置し、いつでも安全に相談できる体制を整備しています。

地域・文化の発展支援

テイボーは、ノーリツ鋼機グループのミッションである「社会と人々に豊かさを」の考えのもと、社会の持続的発展に寄与することは企業市民としての責務であると認識し、地域の発展につながる様々な活動を行っています。

浜松科学館サポーター会員

浜松科学館がミッションとして掲げる「科学を入口として人々をつなぎ、誰もが安心して学ぶことができる、地域に開かれた科学館」の考えに賛同し、サポーター会員として支援しています。

浜松科学館サポーター会員

浜松市動物園協賛品寄贈

浜松市動物園で開催される写生大会に協賛品を寄贈しています。

浜松市動物園協賛品寄贈

大学での特別講演

地元の大学生に向けて特別講演を行っています。

大学での特別講演

工場見学、ワークショップ

小学生向けに工場見学会、ワークショップを開催しています。

工場見学、ワークショップ

外部評価

EcoVadis社(本社:フランス)のサステナビリティ評価において、ブロンズメダル(評価された企業の上位35%)を獲得しました。

EcoVadisブロンズメダル

EcoVadis社は、世界180か国、220業種、13万社以上のサステナビリティについて評価している機関です。
EcoVadis社のサステナビリティ評価は「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な調達」をテーマとし、世界基準のサステナビリティ・スタンダードに基づき評価されます。
テイボーは、上位35%に授与されるブロンズメダルを獲得しました。

経済産業省 資源エネルギー庁「事業者クラス分け評価制度(2023年度提出分(2022年度実績))」で、省エネ優良事業者(Sクラス)と評価されました。

事業者クラス分け評価制度は、総合資源エネルギー調査会省エネルギー小委員会の取りまとめ(2015年8月28日)に沿って、省エネ優良事業者を公表することで事業者に自らの省エネ取組状況の客観的な認識を促すことを目的として実施しているものです。
テイボーは、生産設備の使用電力削減や空調等の最適利用により、努力目標(5年度間平均原単位を年1%以上低減すること)を達成したことが評価されました。